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BTおっぱいほぐし パート2

ふんわりと暖かい手のぬくもりで包んであげましょう

先月 <一人で行なうオッパイほぐし> を紹介しましたが、今回は <二人で行 なうオッパイほぐし> について、実例を挙げながらお話いたしましょう。A子さん はオッパイの悩みで、ボディートークの指導者のSさんのところに相談に来られました。

●A子さんの報告より

1  出産直後
初産でかかった病院は、母乳育児を積極的に勧めていました。ですので母乳が出なくても、ギリギリまでミルクを与えないという方針で、母乳があまり出ないのに、赤ちゃんにずっと出ないオッパイを吸わせていました。我が子は常にお腹を空かせ、泣き続けていました。乳首も痛く、入院中は睡眠時間もとれなくて、赤ちゃんも可哀想で、自分を責めながら、悲しく辛い思いをしていました。そんな時、知人からボディートークを紹介されました。

2  マッサージとボディートークの体ほぐしの違い
痛いところだけをマッサージするのとは違い、 全身をほぐしていただきました。そして自分の悩み が、体にしこりやユガミをつくっている、ということに気が付きました。

3 ボディートークの効果
体はやわらかくなって、楽になりました。また自分で自分の心や体のことが客観的によく分かったことで、精神的に不安定だったのが解消され、心も楽になりました。そして母乳は、とても良く出るようになりました。 赤ちゃんとのスキンシップやコミュニケーションの取り方なども、余裕を持ってできるようになってきました。

最初のブライベートレッスンは、体も硬く、体ほぐしの時の声が全く出 ていません。しかしほぐれていく毎に、どんどん息切れせずに声が出せるようになっていくのが新鮮でした。心の悩みで声も出ないくらい、体を硬くしてい たので、オッパイは出にくくなっていたのです。ボディートークに出会えなかったら分からないままだったと思います。

《二人で行なうオッパイほぐし》
リラックス姿勢をとりましょう。オッパイがぶら下がる姿勢をとります。ブラジ ャーははずします。

《ほぐし手》は、自分の両手をあたためておきます。

《受け手》は、椅子にすわり、テーブルなどにうつ伏せ姿勢で寄りかかります。
次に《ほぐし手》は、首から指先までをほぐしましょう。

《受け手》の片側に寄り添うように座り、首、肩、上腕部、肘、手、指先の順にその部位をあたため、揺すりながら、ゆっくりほぐしていきます。

(あたためる→溶かす→流れをつくる イ メージで)ほぐれたら、最後に首から手先に向かって、ファーッと空気の波が流れ ていくように、なでおろしていきます。

《ほぐし手》は「よく頑張っているねぇ~」 「よく頑張ったねぇ~」とか、「辛かったねぇ~」「我慢したねぇ~」とか、声をか けてあげましょう。

《ほぐし手》は、手先だけでほぐすのではなく、自分の体のや わらかい微振動が、手先から《受け手》の体に伝わるように揺すります。

次に、オッパイをほぐしましょう。再度《ほぐし手》は、自分の手をあたため直 し、やわらかくほぐします。その手でそっと、たんぽぽの綿毛を両手でふんわり、 やさしく包むようなイメージで、オッパイの基底部を包みます。(フワフワおわん をすっぽり両手の中に包み込むようなイメージです)そ~っと、そのおわんの中に 微振動を送り続けます。(オッパイの中が細やかな、あたたかい揺れで動きを続けると、その波でオッパイのしこりや歪みが、ほぐれやすくなるのです。ぶら下がっ たオッバイへの波が、揺れながら、ラセン状を描き、下方へ搾り出されていくイメー ジで)《《ほぐし手》《受け手》ともに、「アー」と柔らかい、あたたかい息で発声し続けます。(その声が細やかに揺れている時は、中身がよく揺れている事になります)

【注意】
・ 決して、強く揺すったり、強くもんだり、押したりしないよう注意して下さい。

・《受け手》「気持ちいいですか?」と、尋ねながらやりましょう。

・不快感や吐き気がくるようでしたら、すぐにほぐすのをやめて下さい。

※オッパイから伝わる、心地良い振動が《受け手》の全身に広がり、ほぐされてい る人がまるで赤ちゃんになって、羊水の中で揺れ動いているようなレベルにまでなれると最高です。